

STORY vol.05
STORY - vol.05 ~千歳の名水が育む、美味しさの秘密~
~北海道・千歳から~
名水が生んだ、極上の味。美味しさは北海道の恵みから
北海道の澄んだ空気、やわらかな風、そしてゆたかな水――。
「北海道ヌーボー」のおいしさは、そんな自然の恵みにそっと抱かれて育まれています。
その舞台となるのは、支笏湖のほとりに広がる町・千歳。
透明な湖水がきらめくこの土地で、「北のアトリエ」と呼ばれるもりもとの工房では、
おいしさの源である清らかな水を大切に使いながら、お菓子をひとつひとつ、ていねいに、ていねいに仕立てています。
素材の声に耳をすまし、手間を惜しまず、自然のめぐみと向き合う。
そんな想いが、「北海道ヌーボー」のやさしく澄んだ味わいをつくっているのです。
■支笏湖 ~青く澄んだ湖の恵み~
支笏湖は、約4万年前の火山活動によってできたカルデラ湖。日本で2番目に深い湖で、透明度の高さは全国でもトップクラスを誇ります。
その美しい水の色は「支笏湖ブルー」と呼ばれ、訪れる人を魅了してやみません。まるで空の色を映したかのような、神秘的な青。この澄んだ水があるからこそ、千歳の自然は豊かに保たれ、清らかな湧き水もあふれています。
■名水百選 ナイベツ川湧水
支笏湖の東にある「ナイベツ川」には、冷たく透きとおった湧水が流れています。この水は「ナイベツ川湧水」と呼ばれ、昭和60年には環境庁(現在の環境省)によって「名水百選」にも選ばれました。
1日あたり約6万トンという豊富な水量と、クセのないやさしい口あたりが特徴で、千歳市の水道水としても利用されています。
暑い夏でもひんやりと冷たく、どこかほっとするようなまろやかさがあり、ほんのり甘みを感じるほど。この水が、北海道ヌーボーの美味しさを支えているのです。
■日々のものづくりに、千歳の水を
北海道ヌーボー商品が誕生する「北のアトリエ」では、この良質な水をゼリーなどお菓子の原料に使用したり、蒸す・練る・仕込みなどさまざまな工程に使っています。
水は、見えないけれど、味に大きなちがいを生む大切な存在。
千歳の水がそっと寄り添い、素材の味わいをやさしく引き立ててくれます。
自然のめぐみと、ものづくりの真心。そのふたつが出会うことで、北海道ヌーボーの美味しさは生まれているのです。
▷参照サイト
環境省選定 名水百選